「節約」と聞くと、非喫煙者の方は「タバコをやめれば節約になるのに!」と思われるかもしれません。
確かに現在タバコは1箱500円前後。
1日1箱ペースの愛煙家はひと月に1万5千円のタバコ代が必要となりますので、節約したいと考えている人にはなんとか対策したいところです。
そこで、ここでは節約したい愛煙家に向けた楽にタバコ代を減らす方法をご紹介いたします。
禁煙してタバコ代を節約する

愛煙家にとってはタバコを止めるというのは一大決心です。
しかしタバコはどんどん値上がりし、環境問題から喫煙場所もどんどん減少してきて、愛煙家にとっては肩身が狭い世の中になってきています。
アプリを使って禁煙する
禁煙すればタバコ代の節約にもなるし健康にもなるというのは頭ではわかっていても、なかなか実感として感じないと禁煙の一歩は踏み出せないものです。
そこで禁煙アプリを使って、実際に今タバコを何本吸うのを我慢していて、金額にするといくら節約になっていて、寿命にして何年延びたのかという数値を見える化しましょう。
生年月日と喫煙年数、1日の喫煙数とタバコの金額を入力するだけで自動的に計算してくれますので、禁煙のモチベーションを維持することができます。
病院に通って禁煙する
自力で禁煙が難しいという人には、禁煙外来で治療するという手段もあります。
保険診療で禁煙外来に3か月通った場合、約2万円前後の治療費がかかります。
しかし500円のタバコを1日1箱吸う人は3か月で4万5千円以上タバコ代を払っている計算になりますので、タバコ代よりも安い費用で禁煙に成功できることになります。
治療が完了したあとは月々1万5千円ずつ節約されていくわけですから、最初に2万円治療費を出す価値はじゅうぶんあります。
代替品に切り替えてタバコ代を節約する

禁煙はどうしてもできない、という方はタバコよりランニングコストの安い代替品に切り替えるという手段があります。
電子タバコに切り替える
電子タバコは紙タバコや加熱式タバコと違いタバコ葉を使用していませんので、法律上はタバコと区別されています。
そのためたばこ税が加算されておらず、通常のタバコに加えて3分の1程度の値段で楽しむことができます。
またニコチンが含まれておらず、フルーツなどの良い香りのするものも多いため非喫煙者に受動喫煙などの迷惑をかけることがありません。
最新式の加熱式タバコ「ヴェポライザー」に切り替える
ヴェポライザーとは市販の紙巻きタバコやシャグと呼ばれる手巻きタバコの葉を使って喫煙する加熱式電子タバコのデバイスです。
専用のタバコも必要なく、1回に紙巻きタバコを短く切って使用することができるため、タバコ代が4~5分の1に大幅に節約できます。
紙タバコに火をつけて喫煙する時のタールや一酸化炭素も発生しませんので、紙タバコのような副流煙の心配もありません。
まとめ

タバコ代がどんどん値上がりしている昨今では、タバコをやめて節約したいのになかなかできない、とお悩みの方も多いでしょう。
しかしアプリや治療薬を上手に活用することで禁煙に成功することができれば、かなりの節約にも繋がります。
また禁煙はしたくないけど節約したいという方は、最新式の代替品を使うことで喫煙を楽しみながら節約することも可能です。
節約に一番大事なことは、無理なく継続することです。
ぜひ自分に合った方法を探して、タバコ代を節約してみてください。