税金を節約する方法はある?簡単に始められる節税方法を紹介します

税金・保険・ローン

税金は、全国民が日々の生活の中で支払っているものです。最も身近なものでは消費税が挙げられますが、ほかにも所得税、住民税、自動車重量税や贈与税などがあります。

納税は国民の義務ですから当然逃れることはできず、怠ると脱税の調査対象になってしまいます。

しかし、税金の節約をすることは可能です。

今回は、税金を節約する方法を2つ紹介します。

ふるさと納税を活用すると税金が節約ができる!

お仕事をされている人に重くのしかかってくるのが「住民税」と「所得税」です。

この税金は、ふるさと納税を活用すると節約できます。

「ふるさと納税」は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ふるさと納税は寄付

ふるさと納税とは、地域格差是正のために開始された制度です。地方自治体にお金を納めると、返礼品という形で地元の特産品を受け取れます。

ふるさと「納税」と呼ばれていますが、実際には寄付行為に当たります。

1月1日を起算日としが、1年以内に寄付を行った額が次の年における住民税控除の対象になり、寄附金額の合計から2,000円を引いた額が反映され、還付を受けることができます。

例えば45,000円を寄付した場合には、自己負担額2,000円を超える43,000円が還付されるという仕組みです。これは大きいですよね。

還付を受ける際は確定申告を行う必要がありますが、それが不要となる特例措置も存在します。

ふるさと納税ワンストップ特例制度という制度は、寄付を行う自治体の数が5以下の場合はそれら自治体に特別の申請書を送るだけで控除の対象となり、確定申告をせずに済ませることが可能です。

税金を節約するためには控除に注目することも大切!

会社勤務の方は、源泉徴収票を決まった時期に受け取ると思います。しかし、この源泉徴収票をきちんとチェックしない人がいます。これは、もったいない行為です。

源泉徴収票には「控除」というキーワードがあり、控除額を増やすことが税金節約に直結します。

代表的な控除例としては生命保険が挙げられます。各種保険に支払っている額を合算し、会社の確定申告や年末調整で申請を行うと控除を受けられます。

保険に加入されている方は細かくチェックして控除を増やしていきましょう。

税金を節約するためにも申請をきちんとしましょう!

ふるさと納税においても保険控除においても、申請を行うことで税金の節約につながります。

申請自体は決して難しいものではありませんが、面倒臭いから…などと、後回しになってしまう方もいるようです。期限を過ぎてしまうと申請ができなくなりますから、面倒臭がらないようにきちんと申請をしましょう。

確定申告の申請方法は最初のうちは慣れないかもしれませんが、役所で説明を詳しく聞くことができますし、ネット上で必要な項目を入力するだけで簡単に済ませることもできます。

どうしても税金の節約をしたいというのであれば、プロの税理士に相談するという方法もありますが、まずは、自分でできる部分から始めるだけでも年間数万円、多くて10万円以上の税金を節約できます。

税金を節約するためにも、各申請はきちんとするようにしてくださいね。