引越し費用を節約するにはどうすればよいの?安くする4つの方法

経費

引越しをする場合、さまざまな初期費用がかかるため、合計すると料金が大きくなります。そのため、少しでも費用を抑えたいと思うのは当然のことでしょう。そこで、引越し料金が節約できる方法を4つご紹介します。

引越し日の選び方で料金を節約

同じ場所への移動でも、日にちの選択によって料金は大きく違ってきます。そこで、少しでも引越し代を節約するための日程の選び方をご紹介します。

月の狙い目は11月!月初と平日もおすすめ

引越しの繁忙期としてすぐに思いつくのは、転勤や進学が重なる3月や4月ではないでしょうか。たしかに、この時期の費用が一番高くなるといわれています。

そのため、できればこの時期をはずすのが王道ですが、それ以外でも安くする方法があります。

・月金祝を除く平日にする

月曜日と金曜日は土日と連休にする方が多い

・月初めにする

旧居の家賃と新居の家賃の二重払いを少なくしたい方が多い

・11月中に引越す

9月の転勤や2学期からの転校を狙った移動が落ち着く

例:東京~大阪間の移動、4人家族の場合

3月末の土曜日の場合

11月末の土曜日の場合 11月月初の平日の場合
441,000円~ 268,000円~

217,000円~

業者に空いている日を尋ねるのも方法

日程に余裕があるときはよいですが、どうしても「この月に引越しを済まさなければならない」という場合もあるでしょう。そのときは、どの日なら安くなるのか業者に直接聞いてみることをおすすめします。

それは、同じ月内でも暇な日と忙しい日があるからです。業者もできれば忙しい日に詰め込むより分散させたいと考えていますから、その日にスケジュールを入れることで料金を安くしてもらえる可能性が高くなります。

引越し費用の節約は見積もり方法や物件の選び方から

引越しの日程を選ぶ以外で安くする方法があれば知りたいと思う方もいるでしょう。そこで、見積もりの段階と短期滞在する場合においての節約方法をご紹介します。

見積もりを依頼するなら「訪問あり」でお安く

「人を自宅に入れたくない」「面倒な見積もりはさくっと終わらせたい」との考えで、ネット上でできる訪問なしの見積もりで済ませてしまう方も多いでしょう。

ところが、この訪問なしの見積もりは、節約という観点においてはマイナスです。なぜなら、業者が正確な荷物の量や搬出経路を把握できないからです。

そのため、多めに見積もることになったり、追加料金を請求されたりする恐れがあります。

短期滞在予定なら家具や家電がついた物件がお得

引越しを検討している方の中には、次のような事情で短期滞在になる方もいるかもしれません。

・ビジネスのために数カ月の滞在が必要だけれど、ホテル代が高くつくので部屋を借りたい

・結婚して遠くに住んでいる娘の出産を手伝いたいけれど、部屋数がなくて娘の家には滞在できないから近くに借りたい

・自宅の工事で仮住まいを探さなければならない

このように最初から短期滞在になると分かっているにもかかわらず、家具や家電を揃えて本格的な引越しをするのは不経済です。

その場合は、家具家電つき物件を探してみましょう。通常物件の家賃より割高になりますが、家具や家電を買う手間や購入資金を減らせるので、その分節約になります。

ただし、通常の2~3割増しになるため、超短期というのが条件です。

例:通常家賃60,000円の物件の場合

通常家賃で1年間居住した場合:720,000円

家具家電つきで1年間居住した場合:936,000円

このように居住期間が長くなると、初期費用を上回ってしまうこともありますので、費用対効果に気をつけましょう。

また、備えつけの家具や家電は物件ごとに違うので、入居前に確認が必要です。

引越し費用は自分に合った方法で節約しよう

引越しの費用を節約する方法を4つご紹介しました。

もし、日程に余裕があるなら繁忙期ではなく業者にとって谷間となる11月を選んでみましょう。そうすることでファミリーの引越しなら、数万円の差額が出てくることもあります。

日程変更が難しい場合は、月末を避ける、業者に暇な日を問い合わせる、訪問見積もりで少しでも安くしてもらうなどの方法を試してみてください。

引越しには、高額の費用が必要です。あなたに合った方法で、上手に節約をしてみてくださいね。