家計のやりくりの厳しいこのご時世、日々節約を心掛けてはいるけれど、無駄な支出を抑えるもっと効率的な方法はないの?とお考えの方は多いと思います。
そこで気になる節約の見直しポイントについて、解説して行きましょう。
家計の支出を項目別に考える
家計を大きく二つに分けると固定費と流動費に分けられます。
固定費は家賃や光熱費など、支出の増減にかかわらず発生する費用のことです。
反対に、流動費は支出の増減に応じて変化する費用のことです。
この二つに関して見直しポイントを挙げて行きましょう。
固定費の見直しポイント
住居費
家賃や住宅ローンなどの住居費は、手取り収入の25~30%が適切だといわれています。
収入に見合わない場合は、引っ越しや住宅ローンの乗り換えなどで削減する必要があります。
一度見直せば、ずっと節約できるポイントとも言えます。
光熱費
水道代、電気代、ガス代のことで、手取り収入の5~6%が適切です。
日々、無駄遣いをしないというのはもちろんのことですが、今は電力会社の自由化が進んでいて様々なプランがありますから、思い切って電力会社をご家庭に合ったプランのものに乗り換えるというのも一つの方法です。
通信費
通信費は手取り収入の5~6%が適切です。
携帯電話やスマホのプランを見直すことで大きく節約することができます。
保険料
生命保険や医療保険、損害保険などの保険料は、手取り収入の5~8%が適切です。
ライフスタイルに合っていることはもちろんですが、より無駄のないプランを選びましょう
自動車関連費
自動車は維持費や税金、駐車料金、ガソリン代、車検代などかなりの支出を必要としますので、本当に必要かどうかを考え、週末しか乗らないというのであれば、思い切って手放し、カーシェアリングなどを利用するというのも一つの方法です。
定期購入費
新聞や雑誌、定期購入しているサプリメント、定額配信サービスの利用料など使用頻度の低いものは解約しましょう。
教育費
塾や習い事など、子供の将来のための支出ですから、見極めは難しいところですが、一度見直してみましょう。
変動費の見直しポイント
食費
手取り収入の15~20%が適切です。
外食費用を減らすのはもちろんですが、食料品の買い出しも本当に必要なものをできるだけ安く購入する工夫が大切です。一番日々の管理が大変な支出と言えるでしょう。
日用雑貨費
手取り収入の5%が適切です。
食費同様、毎日の管理が肝心です。
その他流動費
被服費や美容院代、交際費などが挙げられますが、これらは最も見直しやすいポイントと言えるでしょう。
見直しポイントに注目して節約しましょう!
見直しポイントそれぞれを改善することによって、各項目で年間5~6万円の節約が可能です。
この際思い切って大きく見直してみましょう!